イプシロンは宇宙を目指す

イプシロンロケットの打ち上げ場からあまり遠くない田舎町に在住。何気ない日常の日記です。

新しい宇宙日本食

宇宙に長期滞在をする日本人宇宙飛行士に

ふるさとの味を食べてもらってストレスを和らげよう

という目的で、昨年JAXAは新たな宇宙日本食の候補を募集したそうです。

 

で、今回その選定の結果が発表されました。

食品メーカーからの応募総数は108品

その中で今回みごと認定されたのは33品目だったそうです。

 

審査項目はいくつかあるのですが

味やにおい、食べ易さなどだけでなく、

調理方法が宇宙に適しているとか、水分やカスが飛び散らないとか、

常温で1年半以上保存できるとか

ナトリウム量が1000mg以下であるとか・・・

けっこう厳しい審査を経て初めてJAXA認定というお墨付きを得られるみたいです。

 

認定された33品目を見てるとけっこうおもしろいです。

 

肉の煮物という部門では

「黒毛和牛キーマカレー」と「種子島バナナとインギー鶏のカレー」

カレーが2種類も入っていたり、

魚介の煮物には「イセエビのチリソース」なんて中華っぽいメニュー

野菜の焼き物には「焼き芋」

デザートや飲み物の部門には

カロリーメイトブロック」や「ウイダーinゼリー」なども認定。

 

「ほうれん草の胡麻和え」とか「ひじきサラダ」なんていう純和風メニューと

こういったバラエティに富んだメニューがいっしょに認定されてるところ

現代のリアル日本食に近くておもしろいと思いました。